日本の塗装の歴史 (昭和編~後期)
日本の塗装の歴史 (昭和編~後期)
昭和34年(1959年)
アクリル樹脂塗料が開発されました。
タールエポキシ樹脂塗料が開発されました。
「ビュークリーンシリーズ」・「水系ファインコートシリコン」が有名な名古屋の建築塗料メーカーである「キクスイ」創業しました。
蛍光塗料メーカー「シンロイヒ株式会社」大日本塗料から分社化され「大日本シンロイヒ株式会社」として設立されました。
株式会社 左官用壁材料メーカー「フッコー」(旧社名:東京福幸壁材工業)が操業されました。
昭和30年代後半
セメントスタッコ厚付仕上げ・セメントタイル仕上げ等、複層仕上げ工法が確立されました。
昭和35年(1960年)
セメントリシンが普及する様になってきました。
日本住宅公団が採用した為、需要は大きく伸びました。
その後、セメントリシンの欠点を改良したアクリルリシンが普及しました。
昭和36年(1961年)
アニオン電着塗装の開始されました。(米)
JISA5751(建築用コーキング材)が制定されました。
昭和37年(1962年)
エポキシジンクプライマーが開発されました。
東海道新幹線用アクリル樹脂塗料が開発されました。
木工金属下地用ポリウレタン樹脂塗料が開発されました。
昭和38年(1963年)
アクリル系メタリック塗料が開発されました。
屋根用塗料メーカー「オリエンタル塗料」が創業しました。
2成分形ポリサルファイドシーリング材、1成分形シリコンシーリング材が日本国内で初めて製造されました。
カラートタン用アクリル樹脂塗料が開発されました。
昭和39年(1964年)
「ボンタイル」がドイツから導入されました。
武田薬品工業においてにシロアリ防蟻塗料「キシラモン」の輸入販売を開始されました。
1成分形ブチルシーリング材が日本国内で初めて製造されました。
昭和40年頃
ウールローラーによる塗装が普及され始めました。
セメント系フィラーが開発されました。
昭和41年(1966年)
大日本塗料より、家庭用塗料メーカー「サンデーペイント」が分離独立しました。サンデーペイントの「サンデー」とは、日曜大工やDIYが、世間一般に定着する事を願って、現在の社名が付けられました。
アクリルシーリング材が日本国内で初めて製造されました。JISA5751(建築用コーキング材)が改正されました。
昭和42年(1967年)
無機系ジンクリッチプライマーが開発されました。
公害対策基本法が制定されました。
昭和40年代中期
複層塗材E、複層塗材REが開発されました
昭和44~45年(1969年~1970年)
日本住宅公団が塗料メーカー5社と塗装工事の省力化を目指した「マスチック工法」を確立させました。
昭和44年(1969年)
フッ素樹脂塗料が開発されました。
ガラスフレーク塗料が開発されました。
JISA5754・JISA5755が制定されました。
昭和45年(1970年)
塗料生産量106万トンを突破しました。
2成分形ポリウレタンシーリング材が日本国内で初めて製造されました。
昭和40年代後半
シリカ系(ケイ酸質、無機高分子)塗料が開発されました。
NAD系塗料が開発されました。
塗装工事の多様化が進みました。
昭和46年(1971年)
武田薬品工業においてに木材保護塗料「キシラデコール」の輸入販売を開始されました。
カチオン電着塗装が開始されました。(米)
2成分形シリコンシーリング材が日本国内で初めて製造されました。
無溶剤型エポキシ樹脂塗料が開発されました。
エポキシ樹脂エマルション塗料が開発されました。
昭和47年(1972年)
労働安全衛生法が制定されました。
JASS8にシーリング工事が制定されました。
昭和49年(1974年)
紫外線硬化エナメル塗料が開発されました。
アメリカより、単層弾性塗料が導入・販売されるようになりました。
その後、国産化に成功し、改修工事にて高い地位を築き上げる事になりました。
昭和50年代前半
大規模改修工事が出始める事によって、吹き付け工法に代わり、デザインローラー塗装が出始めました。
ゴム状防水型仕上げ塗材が開発されました。
エマルション塗料が大きく台頭してきました。
昭和50年(1975年)
ロボット塗装が開発されました。
JISA5757が制定されました。
建材用カチオン電着塗料が製造されました。
マスチックローラーの派生型であるデザインローラー塗装の登場しました。
デザインローラーで塗装する事で、吹き付け塗装よりも厚膜仕上げが連続してでき、ヘッドカット仕上げの重量感ある仕上がりが得られ、当時は建物価格を高める役割も担いました。
昭和53年(1978年)
2成分形アクリルウレタンシーリング材・2成分形変成シリコンシーリング材が日本国内で初めて製造されました。
JISA5758が制定されました。
昭和50年代後半
速乾型NADアクリル・ウレタン系塗料が開発されました。
大規模塗り替え改修工事が増えてきました。
ローラー塗装が大きく台頭してきました。
塗装工事の高級化が進みました。(デコラティブペイント・石材調塗料など)
電磁波シールド塗料が開発されました。
昭和55年(1981年)
1成分形変成シリコンシーリング材・1成分形ポリサルファイドシーリング材が日本国内で初めて製造されました。
昭和56年(1981年)
JASS8が改定されました。
余談ですが、私は56年に誕生いたしましたW
昭和58年(1983年)
電磁波シールド塗料が開発されました。
昭和60年代
塗料の高品質化進みました。(高耐久性・耐汚染性)
塗り替え改修工事が増える事によって、総合仕上げ工事業者が増えてきました。
外断熱工法仕上げ材が開発されました。
昭和61年(1986年)
1成分形変成ポリサルファイドシーリング材が日本国内で初めて製造されました。JISA5758・JASS8が改定されました。
そして、この年に藤崎社長は誕生しておりますW
昭和63年(1988年)
塗料生産量200万トンの大台を突破しました。
溶剤型アクリルシリコン樹脂塗料が開発されました。
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