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サイディング外壁のコーキング(シーリング)施工

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サイディング外壁のコーキング(シーリング)施工

シーリング材の基礎知識・材料は何が良いの?

住宅のシーリングを打ちなおしたほうが良いのか。
どんなシーリング材が良いのかなどをお伝えしますので、是非ご参考にしてみてください。

主にシーリングが必要となる住宅・アパート

外壁がサイディングボードの住宅にはシーリングが必需です。
ボードとボードの隙間(竪目地)やサッシと外壁の隙間のサッシ際など。

サイディング外壁
サイディング外壁

サッシ枠
サッシ枠

シーリング材の種類と用途

住宅やアパートの建物の防水性や浸水を防ぐために、
外壁の竪目地やサッシ枠、各所つなぎ目、ヒビ割れなどを補修、充填します。

★外壁、屋根に使用してはいけないシーリング材
通常のシリコンシーリング材は充填後、塗料などを弾いてしまいます。
カーポートの留め具の裏や格子のビス止め裏など見えない箇所で接着のみの用途で使用して下さい。

種類変成シリコン系
用途外壁の目地・サッシ枠・屋根板金・配管・ひび割れ補修など。
特徴耐久性もよく、ホームセンター等でも市販購入できDIYなどにも活用できます。
また変成シリコンは充填後、塗装することが可能です。
耐久性約8年
種類ポリウレタン系(ノンブリード)
用途外壁の目地・サッシ枠・屋根板金・コンクリート・木材・金属・配管など。
特徴耐久性が高く、充填後の弾力を保ちます。
非汚染性にも優れており、長時間経っても汚染されにくい長所を持っています。
耐久性約5年~10年
種類ウレタン系
用途コンクリート・木材・金属・配管など。
特徴耐久性は最もありますが、打ちっぱなしの状態だと紫外線に弱く、ホコリなどを吸い付けて汚れてしまう特徴があります。
耐久性約10年
種類油性系
用途室内の窓、ドア、隙間、陸屋根の防水層など。
特徴表面は皮膜ができ硬直しますが、内部は硬直しません。
内装工事などに適しています。
耐久性施工箇所により変動


一液反応硬化型シーリング材をそのまま使用できるタイプになります。
戸建て住宅向き。
二液反応硬化型シーリング材プラス硬化剤を撹拌することで硬化時間を短縮できます。
ビル、アパート向け。

おすすめのシーリング材はありますか?

住宅の外壁シーリングはオート化学工業株式会社のオートンイクシード15+を推奨。
市販シーリング材も最近では品質が上がってきていますが、イクシード15+はずば抜けて品質が良いです。

種類オートンイクシード15+
用途外壁の目地・サッシ枠・屋根板金・ひび割れ補修など。
特徴超高耐久・高耐候シーリング材です。
経年で流出し、劣化の原因となる可塑剤を配合せずに新開発LSポリマーを配合。
経年による硬質化を防ぎ弾性を超長時間維持。上から塗装も可能です。
耐久性約15年以上

オート化学工業株式会社 オートンイクシード15+

シーリングの役割と寿命

大切な役割と重要性

サイディング、ALC外壁の特徴は1枚のパネルで構成されているわけではなく、複数枚のパネルが並べられて1枚の外壁になっています。パネルとパネルの隙間から水分や汚れなどが侵入しないように密閉するためのものです。

また、パネルとパネルを隙間なく合わせてしまうと地震などの振動が起きた時に外壁材が負荷に耐えられず割れてしまいます。シーリングは硬化するとゴムのように弾力が出る特性があるため、パネルとパネルの間をシーリングで埋めることで衝撃を逃がす役割も持っています。

撤去せずに新しいシーリング材を打ち増しする方法とは?

シーリングの打ち替え工事は住宅の今後を考え、かなり重要なポイントになります。
目安としては10年から15年に一度はお考えになることをお勧め致します。
しかし、立地条件などもあり、築10年を迎えても弾性が十分にあれば打ち増し工事で十分な場合もあります。
既存のシーリングに補足、シーリング材を足して補ってあげましょう。

シーリングの打ち替えが必要なのはどんなとき?

既存シーリングに硬化・ひび割れ・剥離などが起きている場合は打ち替えが必要になります。
劣化が始まっている場合、外壁自体にもダメージが進行してしまいます。

シーリング劣化1

シーリングが剥離すると外壁材の断面から水分が侵入してしまいます。
水分を含んだ外壁はもろくなり、塗膜が浮き出し最終的にひび割れとなって症状が現れます。


シーリング劣化2

剥離はしていなくても寿命により硬化した状態だと、振動やボード自体の熱膨張などの負荷を逃がすことができず、同じくひび割れとなってしまう点も注意が必要です。

DIYで失敗しないコーキング(シーリング)施工の正しい手順

(1)カッター入れ 写真
まずはカッターで両端を奥までカット。
カッターの刃はすぐに切れ味が悪くなり綺麗に除去できなくなってしまうので、切れ味が落ちたと感じたら刃を折るか新しいものに交換しましょう。
既存シーリング撤去 カッター入れ
(2)既存シーリング撤去写真
ある程度硬化している場合、簡単に撤去することができます。
取りにくい場合、ラジオペンチなどを使用すると楽に撤去することができます。
既存シーリング撤去
(3)既存シーリング撤去後写真
これで撤去完了ですが、劣化の激しい場合、古いシーリングのかけらなどが付着していることがあります。
残ったままだと新しいシーリングの密着性に影響してしまいますのでカッターで削ぎ落としラスター(小刷毛)などで綺麗に清掃します。
既存シーリング撤去後
(4)テープ貼り 写真
充填部以外の外壁にシーリングが付着しないようにテープを貼ります。
この時、外壁の断面から数ミリ外側に貼り付けるのがコツです。
外壁に凹凸がある場合、凹凸に合わせてピッタリと貼る必要があります。
新規シーリング充填準備 テープ貼り
(5)プライマー塗布写真
密着性を高めるための接着剤です。
ホームセンターではシーリング材とは別途で販売されています。
この工程を省いてしまうと後々剥離しやすくなってしまうため必ず行う必要があります。
新規シーリング充填準備 プライマー塗布
(6)新規シーリング材充填 写真
新規シーリング材の充填厚は10mm推奨です。
建物によっては目地が深かったり、バックアップ材などが入っていない場合があります。
その場合10mmになるようバックアップ材で調整してから打ち込みましょう。
新規シーリング材充填
(7)ヘラ均し・押さえ写真
ここでまた重要な工程が入ります。
ただ表面を均して見た目を綺麗にしているわけではなく、内部の空気を抜くように押し付けながら均しています。
内部に空気が残ったままだと当然密着性が悪くなってしまいますので、しっかり押し付けましょう。
コツとしては下から上へ、上から下へとヘラを力を入れずに大きく動かし、2往復で仕上げることを意識します。
新規シーリング ヘラ均し
(8)新規シーリング材充填完了 写真
これでシーリング打ち替え完了となります。
家一軒分の打ち替えとなると何十メートルにもなります。
手間はかかりますが、建物へのダメージに直結する部分なので絶対に手を抜いてはいけない大事な作業です。
新規シーリング材充填完了
(9)棟板金 継ぎ目シーリング 写真
その他、住宅には様々な箇所でシーリングが使用されています。
屋根の棟板金もその一つで継ぎ目から雨水が入り込まないように必ず施工させて頂いています。
屋根 棟板金 継ぎ目シーリング
(10)破風板 継ぎ目シーリング写真
破風板の継ぎ目も大事な箇所です。材質によっては破風板や帯板は傷みが出やすいため、新規打ち込みが必要になります。破風板 継ぎ目シーリング

補足 住宅とは自然災害との戦いです。

シーリング材、塗料など常に進化し、向上の道を辿っています。
しかし、どれだけ耐久性があるものでも自然災害の驚異的な力にはかないません。
そこで、住宅を賢く守るすべを一つお教えします。

一年を通して、大雪、強風、大雨、台風、落雷、地震など自然災害は常に襲ってきます。
住宅はこの自然災害に一年中耐えてきています。各所傷んできてしまうのは当然なのです。

実費で全てを補おうとしたら高額な費用が必要となってしまいますが、
ご自宅に眠っている火災保険を申請・適用されれば負担が大幅に軽減できます。
自然災害の被害は火災保険が守っている、そのための保険です。


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